1965年製アルファロメオ ジュリア スーパーの入庫です。
言わずと知れたイタリアの名門スポーツカーメーカー、アルファロメオの傑作モデル”TIPO 105/115系 ジュリア”のベルリーナモデルにレース用ホモロゲモデルであるTIスーパーと同型エンジンを搭載したスポーツモデルです。
当時、世界の名だたるカロッツェリアによりデザインされたモデルが多い同社の中で社内デザインにより生み出されたそのスクエアなベルリーナは”醜いジュリア”という愛称で親しまれたモデルです。
その直線的なデザインは現代の車には無い独特の魅力を感じます。
当車両は数年間をかけてコツコツとレストア作業が実施されてきた車で、その仕上がり具合は素晴らしく、街乗りからスポーツ走行まで快適に楽しくドライブを楽しめる仕様となっております。
ボディは全塗装済み、内装は純正の風合いを残した生地で張替え済み、その際オーナー様のお好みでロングドライブも楽にこなせるよう、W201型メルセデスベンツ190E用のシートをインストール。もちろん純正シートも張替え保管しております。
また足回りもショック・各ブッシュ・エンジンマウントに至るまで交換済み、ブレーキは2000用の容量の大きいキャリパーにスリットローター、リアは1750ベルリーナ用ホーシングに交換しATE製のブレーキキャリパーへ変更、スタビライザーは強化品(純正保管あり)が取付けられ、ボラーニ製ターボスポーツ15インチホイールを装着。ワインディングを走って楽しいセッティングとなっております。
最後にこの車の一番のセールスポイントであるエンジンはプロの職人によるオーバーホールを実施、作業はただバラシて組むだけではなく、バランス調整やポート研磨、ピストン・ピストンピン・クランクシャフトにWPC処理(強度アップ)、クランクジャーナルラッピング、290度ハイカムインストールとレースエンジンを組む内容と遜色ない内容で実施されております。
そのエンジンは始動するとウェーバーキャブの心地よい吸気音と見事に調律されたきれいなエンジンサウンドをお楽しみいただけます。
数年の時間をかけてトータルバランスの優れた車に熟成された当個体、大切にお乗りいただけるオーナー様を当ショールームでお待ちしております。
装備詳細
| モデル年数 | 1965年 |
|---|---|
| 走行距離 | 82,000㎞ |
| ボディカラー | グリーン |
| インテリアカラー | キャメルレザー |
| 乗車店員 | 5名 |
| 登録(日本) | ※日本での登録年1994年7月 |
|---|---|
| 車検 | 2019年5月 |
| 修復歴 | フルレストア車 |
| グレード | 1600スーパー |
| ワンオーナー | - |
スペック
| ミッション | 5速MT |
|---|---|
| 最高出力 | 98ps |
| 型式 | 不明 |
| 使用燃料 | ガソリン |
| 駆動方式 | FR |
| エンジン | 直列4気筒 |
|---|---|
| 過給機 | なし |
| 排気量 | 1600cc |
| 車両重量 | 1,000kg |