1966年製アルファロメオ ジュリア スプリントGTヴェローチェが当店ユーザー様より入庫しました。
言わずと知れたイタリアの名門スポーツカーメーカー、アルファロメオの中でも特に人気が高く美しいこのベルリネッタ(クーペ)は当時ベルトーネに所属していた巨匠ジウジアーロによるもの。
すっきりとした直線的なシルエットにフロントノーズとボンネットの間にあえて段差を持たせたその特徴的なデザインは通称【段付き】と呼ばれ親しまれています。
また見た目の美しさはもちろん、こだわり派の当店ユーザー様がご所有されていた個体であるこの車は中身ももちろんしっかりとメンテナンスが実施されております。
その内容は2017〜2020年にかけて
・エンジン腰上・ミッション(ベアリング・シンクロ交換調整含む)・デフ・ウォーターポンプ・サーモスタット・セルモーター・前後ブレーキキャリパーオーバーホール
・エンジン・ミッションマウント・クラッチ・足回り各ブッシュ・足回り各ブーツ・スタビリンク・コニー製クラシックショック・前後ブレーキパッド・フロントガラス・水回りホース・燃料フロート・マフラー釣りゴム・油温計センサー・クラッチレバーブッシュ・ヒーターホース・ラジエータキャップ・燃料ホース・燃料ポンプマウント・イグニッションリレー・ラジエータサポートブッシュ・ドライブシャフトベアリング交換
その他作業に伴い細かな調整などその整備は多岐に渡ります。
またメンテナンスだけでなく、この車の何よりのおすすめポイントはそのボディの状態の良さ。
現代の車に比べボディ剛性が弱いと言われるこの年代のアルファロメオは、過去の使用状況や事故などによる修復によりボディのチリがズレてしまっている車が非常に多い中、この個体はボディサイドにきっちりと一直線に走るプレスライン、ボンネット・ドアやトランクリッドとリアクオーターパネルとのチリがきちんと合っています。
当たり前の事ながら実はこれが維持できている個体はとても少なく、それら全てがきっちりとしたこのジュリアスプリントGTは少し離れて全体を眺めた時にその本来の美しさを現します。
ぜひその美しさをマークスショールームでご確認ください。
装備詳細
モデル年数 | 1966 年 |
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走行距離 | 不明 |
ボディカラー | アルファレッド |
インテリアカラー | ブラックレザー |
乗車店員 | 5名 |
登録(日本) | 1993年9月 |
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車検 | 2020年7月 |
修復歴 | 無し |
グレード | 1600 Veloce |
ワンオーナー | - |
スペック
ミッション | 5速MT |
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最高出力 | |
型式 | フメイ |
使用燃料 | ガソリン |
駆動方式 | FR |
エンジン | 直列4気筒 |
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過給機 | なし |
排気量 | 1600cc |
車両重量 | 990kg |