Aston Martin V12 Vantage 6MT

アストンマーティン史上最も過激なモデルと名高いV12ヴァンテージ【6速マニュアル】の入庫です。

へンリックフィスカーデザインによる流れるようなシルエットにハンドメンドならではの美しいプレスライン。

そのシンプルながら凝った造形をさらに引き立てる鏡のように滑らかに仕上げられた塗装面、それらが合わさり完成されたこの車は視界に入った瞬間思わず息を呑む美しさ。

そんな美しい見た目とは裏腹に中身は本気のスポーツカーメーカーとして世界中のエンスージアストから支持されるアストンマーティン。

発売当時【ヴァンテージシリーズの究極】とメーカー自らが評したこのモデル。

ボディ同様職人が丹精込めて造り上げたそのシートに身体を埋め、クリスタルガラスで作られた特別感あるキーをスロットに差し込むと一瞬で野生に返ったかのように豪快に目覚める5.9リッターV12エンジン。

タダモノではない事を予感させてくれます。

​ゆっくりと走り出し、ひとつひとつの操作感に高質さを感じながら徐々にペースを上げ…ひとたびアクセルを踏み込めば、事前に頭に詰め込んだこの車の素晴らしいスペックが一瞬で吹き飛ぶほどの痛快さ！！

職人により手組みされた12気筒517馬力エンジン？トランスアクスル？カーボンブレーキ？そんな事はどうでもいい！！ステアリングから手に伝わる路面状況と車の挙動を身体全体で感じながら荒々しくも純粋なドライビングフィールをひたすら味わい尽くす事に徹するのみ。

現代の”誰でも速く走れるスポーツカー”とは対極にあるアナログさ。

​スポーツカーの原点と究極を感じる。そんな1台です。