1967 DATSUN Fairlady 2000 SRL311

北米仕様限定カラーのサファリオレンジが鮮やかな程度の良い1967年型 ダットサン フェアレディ 2000 SRL311が当社ユーザー様より入庫しました。

発売当時”国産初の最高時速200キロ超え"を達成し、当時の日本グランプリでも67年・68年と2年連続で名だたる欧州スポーツカーを抑え表彰台を独占するなど日産の名を世界に知らしめたモデルとなります。

​現社は過去に丁寧なレストアが実施された個体となり、画像でもご確認いただける通り現在も素晴らしいコンディションを保っております。

また見た目だけでなくドライブも存分にお楽しみいただけるよう、各機関も当社入庫後にしっかりと調整済みとなります。

ひと度クランキングをすれば名機U20エンジンが心地良くビートを刻み、ミクニ製ソレックスキャブレターの迫力ある吸気音と共に奏でるエキゾーストノートは現代の車では決して味わえない五感に訴えかける素晴らしいサウンドです。

そんなヤル気にさせてくれる車の走りをより安心して楽しめるよう、定番モデファイではありますが現在ではとても希少なMK63キャリパー（当時ニスモで販売されていた4ポッドブレーキキャリパー）やアルミ製オイルパンへの交換等も実施されております。

試乗してみると、乾燥重量約900キロという軽量ボディに145馬力を発生する当時としてはパワフルなU20エンジン、この年代のミッションと考えればとてもしっかり感のある5速ミッションが操作感も良く、その感覚は正に【人車一体】と言ったところでしょうか。

そしてさすがは当時ゼロヨンで敵なしと言われたモデル​。

信号スタートではその気持ち良いサウンドを楽しみながらついつい飛ばし過ぎてあっという間に法定速度をオーバーしてしまいそうになる戦闘力とそれ以上に楽しい軽快感あるドライブフィールをお楽しみいただける。​そんな魅力溢れる1台です。